【シチュエーション】
転職エージェントの会社から「30代の男性をターゲットにした広告バナーを依頼された」
ということを想定して作りました。
【仮想の依頼元】転職サイト DAIDO（ダイドー）
【担当】バナーデザイン
【デザインの目的】
主に30代の、転職を希望したり、迷っている男性がターゲット。自社転職サイトに誘導して、
転職を成功させることを目的とする。
ただ男性限定ではないので、女性が見ても違和感なく入ってきてくれるデザインにする。
【ペルソナ設定】
31歳の男性。独身。横浜市の食品会社に勤める会社員。年収は430万円。
今の仕事は自分の能力を活かしきれていない、と感じている。上司も保守的で、
新しいアイディアを積極的に取り入れることには、どうも後ろ向きのようだ。
「このまま今の会社に勤務し続けているのは、自分の人生にとって良くないのではないか」と思う。
仕事を通じてもっと成長し、収入も上がる仕事がしたい。31歳になった今、転職する時期に来ている
のではないか。しっかり転職活動を行って、今度こそ自分の能力に合った仕事を見つけたい。
【製作時間】5時間
【製作にあたって】
30歳を過ぎて「このままではいけないんじゃないか」と漠然とした不安や不満を抱えている
会社員。私にもそのような時期があったので、この“誰にも訴えられない不満”や、
“やり場のない不安感”はよく理解できます。
「今の仕事をガマンして続けようか、それとも思い切って転職しようか」という“人生の岐路”
に立っている人の背中を押してあげられるきっかけとなれるようなバナーにしたい、という
思いで製作しました。
【実装について】
情報が少なくては、バナーの役割が果たせないので
【限られたスペースの中に、必要な情報をできるだけ見やすく入れる】ことを意識して
作りました。
配色は【紺、オレンジ、白】がメイン。さらにアクセントに水色を使い、メリハリをつけて
見やすくするようにしました。また「無料！」や「ＤＡＩＤＯ」という社名など、重要な情報は
太字やフォントサイズを大きくして、自然にその文字が目に飛び込んでくるように工夫しています。
元の写真は、やや暗めの印象だったので、Photoshopで色調を明るくしました。
また、明るく強い色を配色することによって、写真の男性が「転職に悩んでいる」印象を与えながらも、
希望を持てるイメージに仕上げられるように工夫しました。
【使用ソフト】Photoshop・Illustrator
